バックエンドエンジニアの志望動機の書き方を解説!ポートフォリオ作成のポイントは?女性向け面接でよくある質問をご紹介!

バックエンドエンジニアはアプリやWebサイト等のユーザーから見えない部分システムを作る仕事です。

逆に、ユーザー側から見える部分のシステムを作る仕事はフロントエンドエンジニアと呼ばれます。

双方の職種は人手不足傾向ですが、特にバックエンドエンジニアは常に人が必要であり求人数も多いです。

この記事では、バックエンドエンジニアについて転職する際の志望動機の書き方をしっかり解説します。

ポートフォリオ作成のポイントや面接でよくある質問もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!

バックエンドエンジニアの志望動機の書き方を解説!

ビジネスウーマン パソコン
バックエンドエンジニアはファイルへのアクセス等のユーザーから見えない部分のプログラミングを行います。

そのため大前提としてJavaやPHP、PythonやRubyなどの開発言語の知識が必要です。

またRuby on Railsといった開発言語ごとのフレームワークも習得しておくと役立ちます。

さらにフロントエンドエンジニアが担当する部分と繋ぐためのミドルウェアに関する知識も必要です。

バックエンドエンジニアはシステム開発に関する知識だけでなく、人柄も重視される仕事といえます。

そのためこの仕事の志望動機を書く時には、知識面と人柄面の両方を意識する事がポイントです。

さっそくポイントの詳細や例文について見ていきましょう!

バックエンドエンジニアの志望動機を書く時のポイント

パソコン スマホ 女性

ここではバックエンドエンジニアのニーズが高い3種類の業種で、志望動機のポイントを解説します。

アプリ開発会社の場合

アプリ開発会社の場合、自分が持つ技術面ユーザー視点での気付きを志望動機に入れると良いでしょう。

まず、志望する企業からリリースされているアプリをダウンロードして利用します。

実際にユーザーとして利用することで、システムについて様々な気付きが得られるはずです。

その点をエンジニアとして自分が持つ技術を活かしてどのように改善できるかを志望動機として書きます。

実体験も踏まえて技術力を記載することで、説得力のある志望動機となるのではないでしょうか。

ゲーム開発会社の場合

タブレット操作 女性

ゲーム開発分野のエンジニアは非常に人気が高いジャンルといえます。

そのため志望動機では憧れだけではない、ゲーム開発会社を志望する明確な理由を書きましょう。

もちろん志望する企業のゲームを利用したことがきっかけになるかもしれません。

その体験も伝えることは企業に好印象ではありますが、志望動機の説得力には繋がらないのです。

バックエンドエンジニアとしてゲーム開発会社を選ぶ理由を明記することが大切になります。

あわせてゲーム開発会社の中でその企業を選んだ理由にも触れると良いでしょう。

Webサービス開発会社の場合

Webサービス開発とひと言でいっても提供するサービスやターゲットは様々です。

まずは志望する企業が属する業界動向や取り組んでいる課題をきちんと調べましょう。

それらを把握しエンジニアとしてどのように貢献したいかを志望動機として書くのがポイントになります。

 

ワンポイント
志望動機にはその業界・企業を選ぶ理由を明確に書きましょう。

バックエンドエンジニアの志望動機例文

応募書類 ペン

エンジニア全般の転職では、人柄はもちろん大切ですが、やはり技術面も重視されます。

エンジニアの実務経験があれば、その経験も志望動機の中に盛り込んでおくことが大切です。

バックエンドエンジニアの志望動機例文を3つご紹介します。

例1:アプリ開発経験がある場合の志望動機

私はアプリ開発会社のバックエンドエンジニアとして3年間勤務してまいりました。

現職ではjavaを利用したシステム開発のチームリーダーを務めております。

業務において10名のチームメンバーと連携して◯◯の課題を解決した力が私の強みです。

貴社での業務体制においては、何よりもチームワークを大切にしていると知り応募いたしました。

ぜひ面接の機会をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

例2:ゲーム関連のエンジニア経験がある場合の志望動機

私はゲーム開発のエンジニアとして約5年勤務してきました。

またサーバーサイドのエンジニアとして専門性を磨いてきたことがわたしの強みです。

貴社の◯◯の領域に以前より興味を抱いており、今回の募集を拝見し応募させていただきました。

一度面接の機会をいただければ幸いです。

例:スマホアプリ開発経験がある場合の志望動機

スマホを持つ女性

私はスマートフォン向け家計簿アプリの開発に3年間携わってきました。

主な業務内容はプログラムの作成や修正などで、チーフとして4名のメンバーをまとめております。

チーム間の交渉を通じて得たコミュニケーション力が私の強みです。

このたび貴社の◯◯サービスのエンジニアの募集を拝見し応募させていただきました。

面接の機会をいただきたく、何とぞよろしくお願いいたします。

バックエンドエンジニアの志望動機のNG例

プラカードを持つ女性

その業界やその企業選んだ理由が分かりやすく伝わることが志望動機のポイントです。

そのため企業の実績の把握は重要ですが、実績をほめるだけの志望動機では良くありません。

自分が転職することでさらにどのような好影響があるのかをしっかりアピールしましょう。

また受け身な姿勢が感じられる志望動機もマイナス評価となる可能性があります。

資格取得や研修などのサポートの充実度ばかりに触れる内容にならないよう注意してください。

同様の理由で、福利厚生や待遇が志望したメインの動機と思われるのもよろしくないでしょう。

なお、ネガティブな理由での転職でもそれを直接記載するのはやめておきましょう。

採用側に「また同じ理由でうちもすぐ辞めてしまうのでは?」とマイナスな印象を与えてしまいます。

ネガティブな転職理由は前向きな表現に置き換えて伝えるようにするのがおすすめです。

バックエンドエンジニアの自己PRの書き方

オフィスで働く女性

バックエンドエンジニアの自己PRはまずは企業の下調べをしっかり行うことが重要です。

そのうえでエンジニアとして必要な以下のような資質もアピールすることがポイントになります。

創意工夫で問題解決したことをアピールする

バックエンドエンジニアとして仕事をするうえで、マニュアルに従うだけでは勤まりません。

トラブルに遭遇した時にその解決策を自分の頭で考えなければならないこともよくあるのです。

普段から創意工夫の努力ができることは、活躍するエンジニアの条件ともいえます。

転職の自己PRでも工夫して問題解決したエピソードを書いてアピールに繋げましょう。

継続したことを書く

プログラミング知識は日々学ぶことが求められます。

新しい事をを取り入れエンジニアとして使いこなすためには継続力も重要な資質です。

またバックエンドでシステムをしっかり構築する際は、物事に継続して取り組んだ経験が活きてきます。

そのため、自己PRにはシステム関連に限らず継続して取り組んだ事を書くのもおすすめです。

 

ワンポイント
エンジニアの自己PRは主体的な創意工夫力と継続する力が大切になります。

バックエンドエンジニアのポートフォリオのポイント

パソコンとペン

エンジニア転職では技術力の証明としてポートフォリオの提出を求められることがよくあります。

またポートフォリオがあればスキルの証明にもなるため普段から作成しておくのも良いでしょう。

バックエンドエンジニアのポートフォリオ作成のポイントを大きく2つ見ていきましょう。

機能を重視する

バックエンドエンジニアはユーザー側から見えない部分のシステム作りがメイン業務になります。

そのため保有スキルを示すポートフォリオ作成においても機能重視を心がけましょう。

内容を把握しやすい程度の見た目も大切ではありますが凝りすぎなくても問題ありません。

時間をかけすぎる必要はない

ポートフォリオは実際のスキルや技術力を伝える手段です。

ただし実際の業務では、ポートフォリオとまったく同じやり方で進められることはほぼありません。

ポートフォリオの見た目や充実度にこだわって時間をかけすぎるのは意味があまりないでしょう。

必要最低限の機能をポートフォリオで示して面接でしっかりと説明できる準備の方が大切です。

 

ワンポイント
ポートフォリオは機能を端的に分かりやすく記載することを意識してください。

バックエンドエンジニアの面接でのポイント

面接中の女性

バックエンドエンジニアの転職でも、書類選考を突破すれば面接を受けることになります。

エンジニアの面接において、採用担当者が知りたいのは以下の3点といえるのではないでしょうか。

  • どのような経験や技術を持っているのか
  • なぜ当社を志望したのか
  • 当社にどのように貢献してくれるのか

つまり、このような点に明確かつ端的に面接で回答することが、面接成功のカギとなるのです。

バックエンドエンジニアの面接でよくある質問

面談する女性

バックエンドエンジニアの転職面接で問われることの多い質問を3つご紹介します。

質問の意図もあわせて解説しますのでチェックしてみてください。

なぜ当社を志望したのですか?

この質問は必ず聞かれるでしょう。業界やその企業の仕事内容への理解度を測る質問です。

きちんと企業の下調べをして、企業と自分のビジョンがマッチしていることを伝えましょう。

転職理由~志望動機までがストーリーになっていることもポイントになります。

今までの経歴を簡単に教えてください。

エンジニアは技術職ですから、具体的に応募者ができる事を把握することは大切です。

そのため技術力を測るためにこのような質問をされることがよくあります。

まずは経歴を簡単に述べて使用した開発言語やフレームワーク等を補足するとわかりやすいでしょう。

企業側で想定する特定のポジションがあれば「◯◯はできますか?」と具体的に質問されます。

業務で失敗した経験を教えてください

悩む女性

トラブルやアクシデントにどのように取り組むかという業務への姿勢や資質を確認する質問です。

ITエンジニアであれば仕事上システムトラブルは避けて通ることはできません。

またバックエンドエンジニアは主体性をもって創意工夫をする姿勢も必要な資質になります。

そのためこうした質問は主体性が伝わるエピソードを添えてアピールできるよう準備しましょう。

なお資質や仕事への姿勢は「長所や短所」として問われるケースもあります。

そのような場合も具体的なエピソードとともにポジティブな印象になる回答をしてください。

短所はネガティブな表現より前向きな言い方を心がけ、改善策も回答できると好印象です。

 

ワンポイント
エンジニアの面接では技術力を具体的なエピソードで伝えましょう。

転職の悩みは転職エージェントに相談しよう

カウンセリング

バックエンドエンジニアへの転職を検討しているなら転職エージェントの利用がおすすめです。

IT業界やエンジニアについて豊富な知識を持ったキャリアアドバイザーに相談することができます。

企業の事情も把握していますので希望にマッチする企業やアピール方法も聞くことが可能です。

システムの開発などの需要は引き続き高まっており、エンジニアを必要とする企業は多くあります。

応募者の保有スキルや実績だけでなく希望年収等も考慮して求人を紹介してもらえるため効率的です。

志望動機の書き方を含めた応募書類作成のアドバイス面接対策も徹底的に行います。

さらに非公開求人への応募や内定後の条件交渉も代行してもらえるのは転職エージェントならではです。

転職活動全般にプロのサポートが受けられることは大きな安心感に繋がります。

サービス利用は基本的に無料ですので、まずは気軽にカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

パソコン 女性

Webサービスやアプリを利用する際はフロントエンドエンジニアが担当する部分を目にします。

一方、バックエンドエンジニアはユーザーから見えない部分を担当する縁の下の力持ちのポジションです。

バックエンドエンジニアは常に人が必要でありながら必要な技術を持つ人材が不足傾向にあります。

専門スキルを身に付け、経験を着実に積むことで収入アップも狙える魅力のある職種です。

転職時の志望動機を書く時には、まず応募先の業界の状況を調べることがポイントになります。

そのうえで応募先企業の状況も把握し、自分が目標とする姿とのマッチ度を確認するのです。

自分と企業のビジョンが一致するほど志望動機の説得力が増し、転職成功の可能性もアップするでしょう。

エンジニアとしてのキャリアを積みたい方は、ぜひ一度バックエンドエンジニアを目指してみてください。

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